ちゃんと有り難う | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん
おはようございます。

今年も今週末から実践研修が各地でスタートします。
名古屋、大阪、東京と続きます。
およそ半年に及ぶプログラムの中には様々な課題があり、
その中でもより良い人間関係を構築する為の手軽で且つ有効な
ツールとして、ありがとうカードの発信を推進しています。
社内で同僚、部下、上司へ、家庭で奥さんご主人、子供、親へ、
同期生、同業仲間へ・・・ 初めは照れくさい恥ずかしい、
渡した相手から「どうしたの?何かあったの?」と、
驚かれるといった傾向の人が多く、
要は「ありがとう」の発信に抵抗があるようです。
それも、距離の近い関係にある相手に対しては特にのようです。
これは一体どういうことだろう?
そもそも「ありがとう」は「有り難う」、
つまり、有り難いことに対して発信する言葉だ。
故に、例えば直属の部下や奥さんや親などは、距離が近すぎて、
有り難いと思えなくなってしまっている、それどころか当たり前、
つまり、「有り易い」になって、有難味が無くなっている。
ところが、これは大間違い、誤解である。
自分のような傲慢な上司について来てくれている部下、
勝手我儘でだらしない亭主を支えてくれている奥さん、
出来が悪く心配ばかりかけてきた息子を育ててくれた親・・・
付き合いも短く、たまにしか会わない、それほど近い関係にない
相手と比べると、上記の人達が、どれほど自分にとって有り難いか。
「ありがとう」を発信する本来ならド真ん中ターゲットであります。
しかし、現実は、言うは易し、行なうは難しのようで、相当抵抗が
ある人もいるようです。
でも、研修受講生の皆さんを観ていると、当初は研修課題として
半ば仕方なくカードを発信していた人が、当初の抵抗、
照れや恥ずかしさを克服し、近しい人のほんの些細な有り難うを
見つけ発信することにより、より良い人間関係をつくり、
改めて部下や家族への有り難さを感じている様子が伺える時、
実に嬉しいです。心が温まります。
世の中には、感謝、感謝を無暗に連発し、
「全てにもっと感謝しなさい!」
と、怒っている滑稽人たまに見かけますが、そういった漠然で無暗な
感謝ではなく、身近で些細な有り難うを感じちゃんと発信できる
人間になりたいものです。
今朝はこれまで。
ありがとうm(__)m

今日も一日良い日に致します。
物流応援され団長・山田 押忍!