社風と事故の相関関係 | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん
おはようございます。

先日、福岡で10月から始まる「実践研修福岡1期生」
の促進を兼ねて損保会社さんのご協力を頂き、
事故防止コンサルの上西先生とコラボで講演をさせて頂いた。
私は「社風と事故の相関関係」と題し、
上西先生の講演の総括を兼ね、私が社長を務める
マルヒデ運送のこの約5年間の活動内容と実績の
事例を話しました。
研修事業のヤマネットと運送事業のマルヒデ運送、
2社の経営は、実は大変プレッシャーのかかる兼務で、
マルヒデ運送が事故が多く、業績も社風もボロボロの
会社ならヤマネットの研修事業は全く説得力の無いもの
となり共に沈下していきます。
しかし、マルヒデ運送が事故が少なく、業績も社風も
良い会社なら研修により説得力が生まれ相乗効果であります。
いわば、マルヒデ運送の経営結果は、善しも悪しきもヤマネット
研修の臨床実験結果と云っても過言ではないのです。
マルヒデ運送の社長に着任してから5年が経過し、当初の2年間
は何かと苦労したものの過去3年間はお陰様で事故件数の減少
や業績も順調に推移しております。社風においては数字では測り
にくいものの社員の意識調査などによる結果では帰属意識の高さ
が伺えています。
車両の合同洗車、納車式、管理職研修、ドライバー研修、
KYT(危険予知トレーニング)、サンクスカード、経営理念浸透
の為の日誌記入、社員総会、バーべキュー大会、ボーリング大会
等々、学ぶこと、実践すること、そして、楽しむこと、様々な活動
を開始し、社風の向上を徹底意識して幹部、管理職、社員と
共に続けてきました。これらは一見、事故撲滅にも業績にも直接
繋がりません、それどころか、経費の掛かることばかりで、
逆に業績の悪化に繋がりはしまいかと思えるほどです、
しかし、結果は違います。
先に述べたような結果に繋がってきている。
社風と事故には間違いなく相関関係があり、業績もまたそこに
繋がっていると、今、私は断言できます。
マルヒデ運送の事例発表の後は、ヤマネット研修に継続参加して
下さっている企業の臨床実験結果もいくつかご紹介しセミナーを
終えさせて頂きました。
参加された福岡の経営者の皆さんにどこまで伝わり響いたかは
分かりませんが、10月15日から始まる実践研修福岡1期生が
楽しみであります。引き続き促進活動を続けて参ります。
そして、今後も油断せず、過信せず、自社の経営と研修事業
において、社員と共に、受講生と共に、学び続け、実践し
続けて参ります。

今日も一日良い日に致します。
物流応援され団長・山田 押忍!