違いを活かす(上) | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん
おはようございます。

世界、国家、地域、業界、企業、家族・・・
個人や集団間においては例外なく「違い」が存在する。
人種、性別、歴史、文化、制度、言葉、肌の色、考え方、
思想、性格、・・・というように。
当たり前といえば、当たり前だが、この「違い」が、
なかなか厄介で、なかなか素晴らしい。
この違いが争いの源にも、進化発展の源にもなるのだ。
ダイバシティマネジメントとは、
多様性を競争優位の源泉として活かすマネジメント手法、
考え方、そのプロセスを云う。
難しい話に聴こえるかもしれないが、
多様性(違い)を受け容れ活かす、考え方は近年飛躍的に
進化しているし、その事例は意外と身近にある。
例えば、各地域においての違いの中に、言葉(方言)
というものがある。
以下は、私の体験に基づく、多様性に対する進化の事例だ。
私は京都に生まれて、名古屋で育った者であります。
名古屋での暮らしの方が圧倒的に長いにも関わらず、
日常会話は殆ど関西弁で話している。
今では考えられないことなのですが、
幼少期から大人になるまでの長い間、関西弁にある種
コンプレックスのような感情を抱き続けていた。
父母共に京都生まれの京都育ち、なので、家の中では
親兄弟皆当たり前の如く関西弁での日常会話なのですが、
ある日(おそらく小学校一年生くらいだったか・・・)、
友達が家に遊びに来たとき、私と母親が関西弁で話して
いる光景をその友達が不思議そうな顔をして観ていた。
「お母ちゃん、今日友達よーさん遊びにくるさかい
みんなで食べるおやつかなんかあるかー?」
「そんな よーさん来るんやったら、なんで前もって
ちゃんと云うといてくれへんの!アホやなー!」
とまぁ、おそらく、そんな他愛もない会話だったと思う。
ところが、その翌日、学校で、昨日家に遊びに来た友達が
「山田が家でヘンな言葉を喋っとったんだわ、どえりゃー
オモシロいでかんてぇ」と、ヒソヒソ声の名古屋弁で、
その噂は瞬く間にクラスに広まった。
時間いっぱい、今朝はこれまで。
次回へつづく。

今日も一日良い日に致します。
物流応援され団長・山田 押忍!