成長の許可 | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん
おはようございます。

先週末土曜日は、実践研修東京3期生が開講致しました。
実践研修はおよそ半年のロングラン、第1講は、不安に
包まれた独特な緊張感の中スタートし、進んでいきますが、
時間の流れと共に緊張感に期待や覚悟が加わり、
受講生メンバーがチームとなり、半年間の旅がいよいよ始
まるといった空気が立ち上がってきます。
現在は、名古屋25期生、東京3期生が進行中で、今週末
には大阪5期生が開講、これまでに多くの期生との出会い
がありました。
組織(チーム)はその長(リーダー)で決まるといいますが、
会社は社長で、事業部は部長で、事業所は所長で決まると同じ
ように、ロングランとはいえ、たかが5か月間の研修同期生の
チームにおいても不思議なくらいその通りだと思います。
されど5か月、されどチーム、チームはリーダーによって
左右され、リーダーの意思や意識が見事にチームに投影され
ていきます。
だから、リーダーがどれだけ自分の本気度をアピールした
ところで、それはチームがちゃんと映し出してくれているので
それがホンモノか否かはすぐに分かってしまうわけです。
情熱的で熱いリーダー、明るくて楽しリーダー、実直、誠実、
おっちょこちょい、お調子者、硬い、言い訳をする・・・
良い悪いはさておき、では、それらリーダーのタイプが確かに
組織に投影されてしまうのは、一体どういうことなのか?
どういうメカニズムが働いているのか? 考えてみた。
こんなことではないだろうか、
本来はもっと快活に働いてもっと能力を発揮できるはずの
従業員が、何人もいるのに、どこか遠慮して本来の力が発揮
できていない、いい考えを持っているのに委縮した感があり
発言や提案がなかなかできないといった会社の社長は威張っ
た感じ、威圧感のある社長が多い。
依存心の強い従業員が多い会社には、俺が俺がと何でも
かんでも自分が手出し口出ししないと気が済まない社長がいる。
どんどんどん提案し行動してほしいと口では言いながらも
威圧感や自ら手出し口出しするなどが、現実的にはそれらに
ブレーキをかけてしまう結果を作り出している。
本来であればもっと成長し得る従業員、組織に対して成長の
許可を実は与えていない、そんな感じだ。
組織(チーム)は、長(リーダー)で決まる。
これは真理であることは間違いないと思うが、
漠然と理解していた。
その論拠を考えたことはなかった。この問いは実に深い。
引き続き考えていこうと思う。
ともあれ、
実践研修の各期生のリーダーには頑張ってもらいたい。
チームの5か月間はこの人たちにかかっている。

今日も一日良い日に致します。
物流応援され団長・山田 押忍!