自分へのレジスタンス | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん
おはようございます。

長崎より我が師が来名し、お供をした。
ゴールデンウィークの最後は学び多き二日間でした。
私は、師匠の影響で「産業と情緒」をテーマによく考えるし、
コラムにもしばしばそれを話題にする。
その中で、産業の肥大化が人間性を劣化させ、情緒を欠乏
させた云々という内容をよく吐いている。
しかし、私は産業社会を否定する者ではない。
否定するどころか、どちらかと云えばバリバリの産業人間だ。
産業社会に抵抗しているかというと、それほどでもない。
それどころか、お金は随分好きだ(笑)
せいぜい いちゃもんをつけている(ぼやいている)
くらいのものだ。
否定もしなければ、さして抵抗もしてはいない、
ただ、産業社会に毒されまいという意識は相当強い。
魑魅魍魎の産業社会に居ながらにして情緒たっぷり快活に生きる。
というのが信条である。産業と情緒の共生とでも云いましょうか。
だから、都会の中で仕事する、
情緒欠乏産業まみれ人達の中で仕事をする、
そのフィールドから離れない、
田舎やケニアの大地といった情緒たっぷりの場所に
身を置いて、情緒たっぷりに生きるのは、
私の信条には合わない。
抵抗しているとするならば、
産業ではなく、ついつい易きに流されてしまう弱い私自身への
レジスタンスといえるかもしれない。
資本主義社会のメカニズムは、人間の果てしない欲望に見事に
マッチし、産業の肥大化は留まるところを知らない。
そんな資本主義や産業社会を否定したところで、仕方ないし、
抵抗してもその流れを止めることはできない。
その中で生きていくしかない、しかし、それに毒されない為の
勉強、人間とは何か、如何に生きるかを常に意識し学び続ける
ことにより快活に生きることはできる、否、さもなくば、
産業社会にエネルギーを吸い取られてしまうのであります。
師匠との二日間は、そんなディスカッションをずっとしながら、
あっという間に過ぎました。
昨日の夕方、師匠とは名古屋で別れ、広島へ移動。
今日は広島にて出向型研修であります。
ゴールデンウィークも終わり、世は日常の流れに戻ります。
お休みモードから気持ちを切り替え、今週も安全運転、
無事故に努めましょう。

今日も一日良い日に致します。
物流応援され団長・山田 押忍!