学ぶとは除去作業である | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん
おはようございます。

東京の朝です。
実践研修、プロドラ研修と続き、明日は埼玉にて、
S社様への出向型研修がスタートする為、
週末から明日までは東京滞在となりました。
物流マネージャー実践研修東京3期生は、今回が第2講、
第1講からの1か月間は、不安や不慣れや戸惑いで、軌道
に乗らない期生が多く、この第2講で、ハッ!と気づかされ、
気持に火が付くという受講生が多く、東京3期生の皆さんも
例外ではなく、目から鱗、朝と夕方では、顔つきが明らかに
変わったことが伺えました。残り4か月が楽しみであります。
そして、昨日は、プロドラチーム実践研修(旧トラドラア
カデミー)、今年もいよいよこのシーズンがやってきました。
今回の東京を皮切りに、7月からは名古屋、九州とスタート
して参ります。
日頃から自社においても、ドライバー達の頑張りに支え
られているという意識が強いこともあり、また自分自身が
トラックドライバーで社会人デビューをしていることも
あってか、もしかしたら偏見かエコヒイキかも知れないが、
プロドラ研修に参加する、受講ドライバー達は、例外なく
皆本当にいい人財が多い。何といえばいいか、要は素直だ。
擦れていないというか、心がピュアである。こちらが伝え
んとすることをスーッとスポンジのように吸収してくれる
といった印象で、第1講の開始直後は緊張や、やらされてる
感を感じますが、午後にはやる気スイッチが入り、
本気モードといった様子が伺えます。
マネージャー研修に参加する方には少し嫌味のように
聴こえてしまうかもしれないが、やはり現実的には、
おかれている立場や抱えているもの背負っているもの
の重みが違うということもあってか、なかなか素直に
なれない、やる気スイッチ、本気モードに切り替えるのに、
ドライバーさんと比べると時間がかかる人が多いように
思います。
講義の中でよく話す話題で、一昨日もさせて頂きましたが、
年齢や役職が上がると、自分の周りから苦言を呈してくれる
人がどんどん減っていく、若いころは周りから叱られたり、
諭されたりするので、気づかされることが多いが、それが
なくなり、気づかなくなり学ばなくなり成長がとまる。
それと、何よりも、年齢と共に、立場と共に、経験体験の量
が増し、学ぶことも多く、逞しく育ちもするが、一方で、
出来ない理由や言い訳、上手な逃げ方も学び、ズルさや傲慢
さも同時に育んでいってしまう。
学ぶとは、経験体験を通じて、知識や知恵を身に着ける事
でもあるが、一方で、心や意識や脳にこびり付いたゴミを
取っ払う除去作業でもあります。
講義で受講生に伝える内容は、全てブーメランのように
自分に返ってきます。心してかかります。
今日は、明日から始まる出向型研修の打ち合わせで午前中、
S社様へ訪問~打ち合わせ、午後は、ホテルに戻り、
事務処理他、研修資料の準備、確認、明日の為に万全を備えます。

今日も一日良い日に致します。
物流応援され団長・山田 押忍!