真の原因を追究する:その2 | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆様
おはようございます。

昨晩、広島入りし、今日はD社様での出向型実践研修。
4月からスタートし、今日が第3講、6名の管理者の皆さんは
とても前向きで、また人柄も感じのいい方ばかり、担当上司の
Y部長もN社長も素敵な方で、初めてお会いして
一度で大好きになりました。今日もお会いするのが楽しみで
あります。
さて、過日のMMLでは、私を長年苦しめてきた腰痛を治して
下さった佐藤先生のことを書いた。
整体、マッサージ、鍼灸とテクニックもさることながら、
施術への取り組み姿勢、そして、「患者様の痛みを取る」
ことへの執念が素晴らしい。
痛んでいる箇所だけに直接手を加えるのではなく、
その痛みの真の原因となっている箇所を時間をかけて
じっくり見つける、見つかったら今度はそこをじっくり
治療していくやり方は、先生の施術法のみならず、
あらゆることに通じる。
例えば、交通事故。
居眠り運転、スピード超過は、直接原因ではあるが、
その根っこには、悩み事があり夜眠れず睡眠不足、
寝坊をし時間に遅れ慌てていた。事故を撲滅するには、
居眠り運転をするな!スピードを出すな!は勿論だが、
その悩み自体を解決しなければ真の問題解決にはならない、
つまり、事故は無くならないということだ。
例えば、業績悪化。
売り上げが足らない、人件費高騰は、直接原因かもしれないが、
そこには営業力不足、残業時間超過、更には、非効率な配車組
や作業行程、更には、人材育成、教育の問題。
全ての出来事、問題には、現象的原因と本質的原因がある。
真の問題の解決、また自己成長を遂げていくには、その本質
原因を求し、見つけ、そこに手を加え、変革していかなければ
至らない。
しかし、それは、なかなか難しい、何故ならば、
現象は目に見え、本質は目には見えないからだ。
云うならば、現象と本質は肉体と精神のような関係だ。
いくら肉体を鍛えようとしても精神が弱ければ挫折し、
肉体は強化されない。
では、どうすればいいか?
佐藤先生の如く、「患者様の痛みを取る」ことへの執念が
必要だ。何が何でも痛みを取る、何が何でも事故を無くす、
何が何でも業績を上げる、何が何でも家族を社員を幸せにする、
何が何でもという執念、これがない限り本質は見えてこない、
そう思うのであります。
「切に思うは必ず遂ぐる也」は、
たしか、道元禅師の言葉だったか。
特に今の時代(資本主義産業社会)は、結果、現象が
全てですから、誰もが現象に惑わされ、振り回され、
本質が見えにくい時代環境にあります。
故に、切に思う、執念が必要であります。
今朝の広島は雨ですが、心は晴れやかに、
D社様から事故が無くなり、益々良い会社になるよう
切に思い、大好きな皆さんと共に学んで参ります。

今日も一日良い日になります。
物流応援され団長・山田 押忍!