命の概念 その2 | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん
おはようございます。

40度の熱があっても這ってでも出勤せなあかんぞ!
2日、3日、寝んでも死にゃあせんわ!
ブラック企業の経営者の言葉ではありません。
32年前から16年間、私が務めていた会社で飛び交っていた
言葉であります。
今なら、経営者、経営幹部がそんな言葉を吐いただけでも大問題、
世の中が許してくれない、そんな時代になりました。
でも、私は、否、我々の世代は、そうやって育ってきました。
現在よりも圧倒的に劣悪な労働環境の中でも休まず弛まず
寝食を忘れて働いてきました。でも、決してそこには被害者意識や
怨み憎しみなどなく、それどころかそんな言葉を吐いている上司を
尊敬すらしていました。
結果、私に限らず、当時一緒に働いていた先輩や同僚達も同様、
起業したり、経営幹部として立派に働き逞しく稼いでいる人も
大勢いる。
もっといえば、この国は、そうやって発展を遂げてきた。
ところが、それから社会は大きく変わり、労働環境も昔とは
見違えるほど改善、整備され、云うならば人に優しい環境が整った。
私の主観かも知れないが、出来るだけ働かないように働かないように
(働けないように?)法が改正され、世の中が動いていっている。
ともすると働くことが悪かの如くである。
そして、そこで働く人達が、その環境に順応していった、否、
順応し過ぎていった、否々、優しい環境に甘んじていった。
要は、行き過ぎてしまったような気がする。
確かに、40度熱が出れば仕事は休まなあかんやろ、
2日も3日も寝ずに仕事なんかできんやろ、
そんなことは分かっとる、分かっとるけど、
いくらなんでも仕事に対する考えが甘すぎる!仕事を舐めとる!
そんな輩が益々増えていっているような気がしてならんのだ!
いかん・・・感情的になって言葉が乱暴になってきた(汗)
もとい。
仕事に対する自信と誇り、働く喜び、そんな意識の高まりが、
より良い人間関係を育み、良い商品やサービスを生み、
事故を無くしていくと思うのであります。
誰しもがそれを願っているにも関わらず、
世はその願いとは逆の方向へと流れを変えて
いってしまっているような気がする。
<命の概念>は、まだ続きそうです。
今朝は、ここまで。<その3>につづく。
感情を静め、丁寧な言葉遣いを心掛けて参ります。

今日も一日良い日に致します。
物流応援され団長・山田 押忍!