命の概念 その4 | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん
おはようございます。
38億年という長い長い時を超えゆっくりゆっくりと
脈々と繋がってきた命。
その歴史から見れば、つい先日誕生したばかりといっても
過言ではない人間。
その人間が、ほんの一瞬といっても過言ではないくらいの
短期間に産業という道具を使って命の概念をぶち壊している、
そんな構図である。
産業とはそもそも経済活動のひとつであり、経済とは経世済民、
つまり、民(人間)を救う為の手段、命を重んじ大事にする
手段なのであります。
18世紀から始まった産業革命以降、日本では戦後、
産業はどんどん振興していった。便利快適とスピード化の
飽くなき追求は留まるところを知らず、
人間の欲望と共に産業が肥大化していき、
経済の本来の目的(経世済民)からいつのまにかズレてしまい、
手段が目的となり、結果と目的が、いつの間にかすり替わって
しまったのであります。
産業振興は人間を救う為、活かす為の手段、業績利益は結果で
あります。
我々経営者やビジネスマンは、その本質を見失ってはなりません。
廃棄商品転売やバスの転落事故のみならず、国内外を問わず
起きているあらゆる出来事は利益至上の資本主義に対する警笛で
あります。
心友である吉田昌弘氏の
転落事故を起こしたバス運行会社は、
「ずさんな管理」でなく「ずさんな関係」であるとの論破は
見事であります。
顧客、従業員、業界の仲間達、関わる全ての人達とのより良い
関係性を築き命至上の資本主義、経済活動の本来を
取り戻さなければなりません。
私のような輩が「命」などという重たいテーマを
取り上げてしまったばかりになかなかまとまらず長くなって
しまいましたが、シリーズ<その4>にて、完結とさせて頂きます。
お付き合い有り難うございました。
結果、あまりうまくまとまりませんでしたが(汗)

今日も一日良い日に致します。
物流応援され団長・山田 押忍!