顔 | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん
おはようございます。

先週土曜日は実践研修東京(2期生)第3講でありました。
先々週の土曜日は大阪でも第3講(4期生)が行いました。
5か月間のロングランで成果の出る行動を習慣化させていく、
正に実践研修でありますが、全6講中の第3講は折り返しで
あり、ターニングポイントであります。
特に第3講では、コーチングを通じてコミュニケーションの
大事を学びます。話し手(出し手)ではなく、聴き手(受け手)
が主導権を持ってコミュニケーションを進めていくという手法
は初めて学ぶ受講生には衝撃で新鮮な気づきであり、
皆が大変興味深く学ばれます。
話し手が話し易いように聴き手が聴く。
能面のような顔をして聴かれるのと、
頷きながら時に相槌を打って聴かれるのとでは、
話し手の話し易さは、歴然です。
東京では「顔」の話をしました。
どれだけ相手の話を頷き相槌を打ちながら一所懸命聴いていても
怖い顔をしていたり、表情がこわばっていては、勿体ない。
以前、研修参加企業のある社長さんから、派遣される社員さんに
どうなってもらいたいか?と質問した時に「顔を変えてほしい」
と云われたことがある。
「アイツは顔が悪いんだよな、だから山田さん、顔を変えて
やってほしいんだ、仕事はまずまず出来るヤツなんだよ、
でも顔が悪いから勿体ないんだよね」
ご年配であるがとても元気で、地元大手の素晴らしい
会社の社長でありますが、なかなか無茶なことをおっしゃる方
だなぁと思いながらも、時間と共にその言葉の意味、
深みがジワジワを腑に落ちて参りました。
「顔」それは、経験や体験、思いや考え、
意識や心の状態を映し出す媒体のようなもの。
特に年齢を重ねてくると顔が人生を物語ってくる。
「40歳になったら自分の顔に責任を持たなければならない」は、
リンカーン大統領の言葉らしいが、なるほど、云い得て妙だ。
モノマネ芸人のコロッケさんは、
鏡の前にいる時間がとても長いそうだ。
五木ひろしの顔、美川憲一の顔、森進一の顔、百面相のネタは鏡の
前で完成させるという。お客様に笑ってもらいたい一心で
「顔」というネタを磨く。
プロの芸人だから特別であると片づけてしまってはいけない。
経営者も運行管理者も配車担当も営業マンもプロである。
お客様に喜んでもらいたい、社員に快活に働いてもらいたい、
ドライバーが無事故であってほしいという一心で、
相手と関わる時、顔はとても重要であります。
相手が不安がるような、萎縮するような、動揺するような
「顔」をしていないだろうか?
眉間にシワを寄せてないか、口角は下がってないか、
目じりが吊り上がっていないか、逆に下がっていないか・・・
受講生に問いかけたが、かく云う自分自身はどうだろう?
ちょつと意識して「顔」をチェックしてみよう。

今日も一日良い日に致します。
物流応援され団長・山田 押忍!