サウンド・オブ・サイレンス その2 | 物流応援団長山田泰壮の元氣が出る話

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物流応援団長山田泰壮が経営者・リーダーにお届けする元氣が出るブログ

親愛なる皆さん
おはようございます。

私が主催する研修の中では、自己分析の為に受講生個々の
長所と短所を考察することがよくある。
その時、講義の中で、私は大概以下のようなことを伝える。

自分の長所と短所を知ること。認知すること。
元気、明るい、優しい、丁寧などの長所で人と接し、
乱暴、傲慢、ズルイ、おっちょこちょい等の短所が出ないよう
意識すること。そう意識し実践していくことが事故撲滅や良好な
人間関係を育む。されど、長所も短所も表裏一体、どちらも無くす
ことはできません。良い悪いという見方ではなく、二つは常に相方、
どちらか一方だけで存在することはできないことをキチッと認知する、
認知するとは認め知ること。自分の長所も短所もキチッと知って、
ちゃんと認めることだ。そして、意識をして、長所を発信し短所を
抑制すること・・・と、
まぁざっとこんなことを受講生の皆さんに伝えている。

されど、言うは易し、行なうは難し。
そうは云っても、ついつい傲慢な自分、ズルイ自分、
おっちょこちょいの一面が出てきてしまうし、自分の短所は
認めたくない、見たくない、そればかりか出来れば
否定したいし、消したい。
でも、そう思えば思うほど、短所が飛び出してくる。
見たくない、否定したい、消したいと思えば、思うほど、
短所がへそを曲げて、あるいはすねて、あるいは怒って、
私を困らせるために、表へ飛び出し暴れる。
あたかも“短所”が生き物かのような表現だが、
イメージするとこんな感じになる。

なら、逆にこんなイメージはどうか、
短所をちゃんと認め、思いやってあげる、君は私の長所の相方、
君のお陰で長所が活躍してくれいる有り難う、心の中で短所に
語り掛ける、短所に敬意をはらう。すると、短所は気を取り直し、
暴れるのをやめ、おとなしく自分の中でじっとしていてくれる。
サウンド・オブ・サイレンス。

♪Hello darkness my old friend・・・
こんにちは、暗闇、僕の古い友達・・・ 
♪I‘ve come to talk with you again・・・
また君と話をしに来た・・・

暗闇とは、すなわち短所のこと、自分の中に棲む暗闇、
それも遠い遠い以前から長所(自分の中に棲む光)と共に
自分を支えてきてくれた、かけがえのない僕の古くからの友達。
この曲は、先のイメージ描写の如く、正に短所に語りかけ、
敬意を払っている。
そんな意味などまるで分からずに聴いていたあの頃。
子供だったあの頃から今もなお自分の中に棲み続け自分を見守り、
支え続けてくれているもの。
これからも生涯を共にする自分の中の長所(光)と短所(闇)。
これらをキチッと認知する。
昨日につづき書いたサウンド・オブ・サイレンスは、
上手くまとまりそうにないが、曲を聴きながら、はるか昔、
あの頃の風景が脳裏に今、鮮やか甦っている。
一所懸命生きてきた自分に今朝は少しだけ敬意を払え
たような気がする。

今日も一日良い日に致します。
物流応援され団長・山田 押忍!